ストロボみたいに

ミルクティー のめません

日記① 食べかけの菓子パン

凄く頑張って自炊をしていたのだけど、私は元々カップ麺とか菓子パンが大好きだし、全然、なんかもういっかって思えてきちゃって

貯金を切り崩して生活している。尽きてしまえば、その時はその時で、死ぬのもいいかもなって思ってる

ぼんやり、毎日、ぼんやりしている

先週がピークだったのか、今週はもうあんまり何も考えていない。考えられないだけかもしれない

休みたいって連絡を入れて、心配してくれる人もいて、いつでも待ってるって言ってくれて、みんな優しい

私はそういう言葉を見た時、いつもこう思うのだ

『嘘でも嬉しい』

嘘でも嬉しい。

あの子も、あの子も、あの子も、ぜんぶぜんぶぜんぶ

嘘でも嬉しい

なんか本当になんでだろうね。そういう運命なのかな

結局ここでもこうなっちゃうんだ。あの場所でも私は結局私だけ弾き出されて

私、誰かとなにか作ってみたかったの。一緒にひとつの事に必死になることに夢中になってみたかった

そういうキラキラにどうしようもなく憧れた

生まれつき人より孤独が深いから

やっぱ、そういう風に生きてきちゃったから

結局帰ってきちゃうんだね

大丈夫、元に戻るだけだ

私は結局

今までとなにか違う、と思ったから潔く病院を予約した

今まではどれだけ死にたい波が来ても、渦に飲まれても、深く落ちても自分でどうにかできた

だけど今、もうそういう気力が全く湧かない

スイッチが切れたみたいだ

私壊れてしまったみたい

はやく誰かの思い出になりたい

ずっとそう思っているから私の死を劇的にしたい

私は私の死を劇的にしたいのだ

花火みたいに

夏の花火みたいに

忘れられないものになりたい

たまにふっと思い出してほしい

ピンク色をみつけた時とか、さくらんぼモチーフのアクセサリーとか、クリームソーダとか、なんでもいい

私っぽい物を見たとき、どうしようもなく私を思い出してほしい

そうやって二度と会えない私に思いを馳せてほしい

そういう、すべて終わったあとのことを想像するのが楽しくて仕方ないのだ

もうずっとそんな生き方で

きっと、これから先も

終末ってこんなかんじかなっておもう

ぼーっと、ぼーっとして

たまに文章を書いて

今日は料理をした

玉ねぎとじゃがいも悪くなっちゃう前に使わなきゃって

玉ねぎはオニオンリングにしようと思っていたのに切り方を間違えちゃって、天ぷらみたいになっちゃったけど、火が通ってあまく、くたくたの玉ねぎは美味しくて、でも衣はちゃんとサクサクで

じゃがいもは余った油で素揚げした

書きたい話は沢山あって

途中まで書いてる、或いは設定だけ、結末だけ、どんな話、どんなワードを入れる、シチュエーションとかそういうの全部決まってて中身はまだ、みたいな話が沢山あって

書きたい話を箇条書きで書き出したりした

これ全部書けたらめっちゃ凄いなっておもった

神様になれるなって

書けたらの話だけど

チョコバナナが食べたいとずっと思っていたからスーパーで材料を買ってみた

作るかはわかんないけど

日記

今日の日記

やがて遺書になる、日記

きっともっとするべき事も沢山あるのに、ここに使うべきじゃなくて、もっと大事なことに使うべきなんだろうってそう思うのに

目先の幸せの方が今は大事で、夢叶えるより美味しいカレーが食べたくて

そういう残骸として、菓子パンやお菓子の袋がころがっている

私の部屋