ストロボみたいに

ミルクティー のめません

日記⑭ 死ぬにはまだ早い

死ぬにはまだ早い
何も遺せていないし何者にもなれていない
神様になってからじゃないと死ねないな、と思った
神様になれないなら生きてる意味ないなって思った
ちゃんと人間になれないなら神様くらいなってみせてよ
できるかな
できるかできないかじゃないよね
やってみないとわかんないよね
やってみてわかること、わかってしまうこと
きっとどっちもあるから

必死に頑張ってたことが間違いだなんてあるわけない

でも今は

あの頃頑張り方を間違えたんだって

けどいつかはそれでも間違ってなかったって、きっと辿り着けるから大丈夫だって

いつかは

 

なんかさ、もうみんな、キラキラするのやめてよ

鬱陶しいんだよ

キラキラって本当目障り

やだなあ、私そっち側じゃないんだよ

なんなの

でも、憧れちゃうじゃん

だってキラキラしてるから

羨ましいよ

私には無いものだから

じゃあ作ればいいかって

作れるのかな

作るんだよ

いいもん、がんばる

今はちょっと、疲れちゃって休んでるけど

また、たぶん、私は

大丈夫だよ

だからその時が来たら、うん、きっと来るはずだから、そしたらまた凄くなれるし

で、そうやって繰り返して、重ねて、

いつか、本当にいつかが訪れて

だからそれまで

それまではまだ早いんだよ

今の私にはまだ足りない

まだ、まだ

だけど

きっといつか

神様になれたら